「色彩を持たない～」村上春樹 新刊本

今ベストセラー本になっている村上春樹さんの新刊本を読んでみた。

昔は、村上春樹さんの本を集め熱心に読んでいたことがあったが、ここ１５年くらいはあまり熱心には読んでいませんでした。

テレビのニュース報道で発売初日から並んでいるお客さんを観て、なんとなく読みたくなり、久しぶりに早々と読んでみました。

内容はともかく、村上さんらしい文章で、歳を重ねて文章の細かな表現がうまくなっているように感じました。

ストーリーは、主人公のつくるが、過去に残した心の闇を清算する為に、１０代の頃仲の良かった友達に会いに行くというような内容になっています。大まかな説明ですが、現在の恋人、仕事、大人になってからの友人、音楽など多彩なエピソードが綴られています。

傑作とはまではいかなくとも、文章の優れた良い文学作品だと思いました。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

NHK ラジオ 英語で読む村上春樹 2013年 04月号 [雑誌]